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暗い部屋でも自然光で物撮りしたいときの方法とコツ

2019-10-13
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ブログで使用する物撮りの画像をできれば自然光で良い感じに撮りたい。でも自分の部屋は日当たりが悪く、差し込む光などない。試しに撮った写真はノイズだらけ。一体どうすれば…。

と、ミラーレス一眼カメラを買って1ヶ月、色々試行錯誤して分かってきたので記事にまとめます。

この記事は以下のような方に参考になると思います。

  • 一眼カメラを持っている方で、部屋が暗いけど自然光で綺麗に物撮りしたい方
  • F値やシャッタースピード、ISOの設定がわからずPモードで撮影ばかりしている方

結果、ここまで綺麗に撮れた

最初に暗い部屋でもどのくらい綺麗に撮れるかお見せします。
撮って出しJPEGです。

撮って出しJPEG。 左:Pモードで撮影 右:正しく設定した結果
上記画像の100%表示。左はノイズがひどく、右はノイズほとんどなし。

明るさはもちろん、ノイズの差が歴然ですよね。ホコリまでくっきり。

我が家の部屋の撮影状況

窓際で13時頃に撮った写真です。天候は雨だったので一段と暗いです。部屋は北向きで、晴れていても光が差し込むってことはほぼない状況です。

最初に載せた結果画像もこの状況で撮影しました。この暗さでもあそこまで綺麗に撮ることができます。

また、部屋の照明を点ければそれなりに明るくなりますが、それだとどうしても部屋の照明感が出てしまい、自然光のような感じにはならないのです。できれば自然光で撮りたい。

Pモードしか使ってなかったカメラを買いたての頃の撮影

α7 III キットレンズ f3.5  SS1/30 ISO6400

上記の写真はPモードで撮影した写真です。暗いですよね。光が欲しい。

カメラを買ったばかりの頃は、F値もシャッタースピードもISOもよく分かっておらず、Pモードでバンバン撮影していました。RAWデータを頑張って明るくすればなんとかなるだろうと思って。

先程のRAWデータの露光量を上げた状態です。明るくはなったけどノイズがひどい。

これだと流石に使い物にならないので、明るく綺麗に撮る方法を模索し始めます。

長時間露光で撮影すると綺麗に撮れた

試行錯誤してみたところ、長時間露光で撮影するのが良さそうです。つまりシャッタースピードを遅くして撮影する方法です。夜景や花火などを撮影するときによく使われるやつです。

シャッタースピードを遅くすると光を取り込む時間が多くなるので、明るくなって、ISOも下げることができます。ISOは上げるほど明るくなりますが、その分ノイズも乗りやすいので、ISOは低くできることに越したことはありません。

撮って出しJPEG。α7 III キットレンズ  f4.5 SS10秒 ISO100
100%表示

シャッタースピードを10秒に設定して撮影した撮って出しJPEGです。さきほどのあの部屋の暗さからは考えられないくらい、自然光の良い感じで撮れてますよね。ノイズも全然ない…!

撮影のコツ

撮影はM(マニュアル)モードで

シャッタースピードを遅くしたりするにはM(マニュアル)モードで行います。

程よい明るさになるまでシャッタースピードを遅くする

シャッタースピードは背面モニターを確認しながら程よい明るさになるくらいに遅くしていってください。

手ブレしないように固定して撮影

長時間露光で撮影する場合、手ブレがあるとブレた写真になってしまいます。三脚を使ったり、机などに直置きで撮影するのが好ましいです。

セルフタイマー機能を使って手ブレ回避

固定していてもシャッターを押す瞬間に微妙にカメラが揺れてしまう。といったことを回避するためにも、セルフタイマー機能を使うのがオススメです。

まとめ

今回の方法は、被写体が動かない物に限定となりますが、Pモードしか使ってなかった方は、ぜひともM(マニュアル)モードで長時間露光をお試しください。

設定次第でこんなに綺麗に撮れるので、カメラは奥が深いですね。
カメラを買って1ヶ月、いっぱい撮っていっぱい失敗して、ようやくF値、シャッタースピード、ISOが少し理解できてきました。

これからもいっぱい撮って経験値積んでいきます。あと次引っ越すときは南向きの部屋にします。

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